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皆さんこんにちは!
株式会社Akisai、更新担当の中西です。
本日は第11回新聞配達雑学講座!
ということで、新聞を“伝わる媒体”として作るための計画と制作のポイントを、初心者の方にも分かりやすく、かつ実務的な視点で深くご紹介♪
SNSや動画メディアが全盛の今でも、「紙で読む情報」には独自の価値があります。
特に新聞は、「テーマが定まり、一定のリズムで人に届くメディア」として、今もなお多くの現場で活用されています。
とはいえ…
「何から始めればいいのか分からない」
「レイアウトが難しい」
「テーマがぶれてしまう」
「読まれずに終わってしまった…」
そんな声もよく聞きます。
新聞作りは、まず「目的を明確にする」ことから始まります。
記事を書く前に、“誰に、何を、どんな形で”伝えるのかをしっかり設計しておく必要があります。
情報を広く伝える(例:学校行事報告、地域イベント)
メンバーの結束を深める(例:社内報、PTA新聞)
啓発や教育を目的とする(例:環境問題や防災広報)
🎯「何のために発行するのか?」をはっきりさせることで、紙面全体の“軸”が定まります。
小学生か、中高生か、大人か、高齢者か
地域住民か、社内スタッフか、保護者か
興味関心の傾向(文化系?スポーツ?ニュース系?)
👥 読者像が明確になると、言葉づかい・写真選定・記事の長さも自然と決まってきます。
月1回?学期ごと?年1回?
取材・執筆・編集・校正・印刷・配布の各工程に必要な期間を逆算して計画
🗓️ 「○月○日発行」と決めるだけで、全員の動きがグッと締まります。
新聞づくりには、大きく分けて以下のステップがあります
特集記事(メイン)を1つ決める
サブ企画(人物紹介、クイズ、レポート、写真コーナーなど)を選定
見出し候補や写真の使い方もイメージ
🧠 企画は「読者にどう感じてほしいか」を中心に考えると成功しやすいです。
イベント・活動現場に足を運び、現場感のある素材を収集
インタビューを行う際は、質問リストを事前に準備
写真は“人物の表情”が分かるものが理想。許可も忘れず!
📷 「文章だけで伝える」よりも、「写真×一言コメント」の方が伝わることも多々あります。
結論から書く「逆三角形の構成」が基本(特にニュース記事)
1段落=1メッセージが原則。長すぎないように
難しい言葉・専門用語は避ける/解説をつける
📝 書き手の“熱量”や“驚き”が見える記事は読者の心をつかみます。
新聞は基本的に「見出し→写真→本文」の順に目がいく
縦書きか横書きかを決め、余白を美しく使うことが重要
色使いは2〜3色までにとどめ、写真と文字がケンカしないように
🖥️ WordやCanva、PowerPoint、新聞作成専用アプリ(NewsPark など)も活用できます。
誤字脱字、写真の誤掲載、名前の表記ミスなどの「事実確認」が最重要
第三者(できれば読者層に近い人)に見てもらうと◎
号数・発行日・編集責任者などの表記も忘れずに
🔍 小さなミスでも「信用を損なう」可能性があるため、チェックは2回以上が鉄則です。
枚数・用紙サイズ・カラーか白黒かを決定
オンデマンド印刷やコンビニ印刷を利用する方法も
手渡し・掲示・ポスティング・回覧・PDF配信など、配布方法に合わせたサイズ設計を行う
📦 「どう読まれるか」を考えれば、「どう届けるか」も工夫が必要です。
数字を入れる:「〇〇人が参加!」
疑問形にする:「なぜ今、地域で竹林が注目?」
感情を動かす:「涙と笑いの卒業式」
📰 見出しは、読者の目を止める“最初の勝負”ポイントです。
同じイベントでも、ただの集合写真より、誰かが笑っている写真の方が印象に残る
写真にキャプション(短い説明)をつけると、さらに伝わります
詰め込みすぎた新聞は読まれない
ゆとりのあるデザインは、“大事なところ”が自然と目に入る
「書きたいこと」より、「読者が知りたいこと」を優先する
「誰に向けて書いているのか」を常に忘れない
👀 伝え手=編集者、読み手=読者。この両方の視点が必要です。
新聞は、単なる情報伝達ではなく、
✅ 想いを形にし
✅ 読者に伝え
✅ コミュニケーションを生み出す
そんな「人と人をつなぐ紙の橋」です。
誰でも最初は初心者ですが、目的と読者をしっかり見据えた新聞は、読み手の心に残ります。
ぜひあなたの手で、伝えたいことを「紙の力」で形にしてみてください。
株式会社Akisaiでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!